ダイワのゴアテックスウエアで釣りを楽しみたい！おすすめアイテム10選

雨降りの中で釣りをするケースが、結構多いはず。

ベタベタと濡れたように肌が感じるのは、着ているレインスーツの内側に水蒸気が付着して結露するからです。

そんなときに頼りになるのが、ダイワから豊富に発売されているゴアテックス素材を用いたウエア。

これなら身体から発生した水蒸気を内側な溜め込まずに、外気へ効率よく放出することができます。

しかも雨などの外からの水分は、しっかりシャットアウトすることが可能ですよ。

ここでは、ダイワのゴアテックス製品について、詳しくご紹介しましょう。

ゴアテックスとは、ダイワが開発したものではありません。

アメリカに拠点を置く、WLゴア・アンド・アソシエイツ社によって製造販売されている、防水・透湿性素材のことです。

「えっ、水を防ぐのに湿気は通すの？何かヘンじゃない？」

専門用語は抜きにして説明しますと、ゴアテックスという素材には、無数の孔(あな)が空いています。

これが他の生地と合わさって、レインスーツなどの生地となるのですが、それを着用した場合、内側には身体から出た水蒸気が満ち溢れますよね。

これはいわゆる湿気ですから、雨粒よりも小さいのです。

外から降り注ぐ雨粒は大きく、内側から発する湿気は小さい。

その大小の差をうまく利用して、ゴアテックスに配置された無数の孔は、湿気だけを通して外へ放出し、雨粒は内側へ浸入することを許さない！これを実用化したのが、ゴアテックスになります。

となると、もうひとつ疑問点が湧き上がってきますよね。

「ゴアテックスが釣りで汚れたら、水洗いできないんじゃないの？」

確かに水を通さないのなら、洗濯機へ入れて普通に洗っても落ちないでしょう。

詳しく調べてみると、ゴアテックスを他の洗濯物と一緒に無理やり洗ったら、本来持っている撥水機能がガタ落ちしてしまうとのこと、

専用の洗い方で、個別に丁寧に洗い上げないと、せっかくのゴアテックスが台無しになるでしょう。

具体的には、40℃前後のぬるま湯を用意して、少量の液体洗剤で洗いましょう。

柔軟剤は使わないようにして、すすぎは複数回実施します。

それから軽めの脱水をして、自然乾燥させましょう。

温風を使って15～20分前後乾燥機にかけると、撥水機能が戻ってきますよ。

ゴアテックスといえば、その価格が高いことでも有名です。

同じレインスーツでも、ゴアテックス採用のものとそうでないものとでは、価格に雲泥の差があります。

アメリカパテントの生地で、なおかつ高性能だから仕方ない部分ではありますが、ゴアテックスが世に出てずいぶん経つわけですから、価格の面での技術革新もお願いしたいところです。

ゴアテックスに次ぐ防水・透湿素材が出回り始めていますから、互いに切磋琢磨して釣りに心地いい新しい素材の発明につながるといいですね。

それでは、ダイワのゴアテックスウエアから、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。

まずはレインスーツから。

性能の良いレインスーツがあれば、雨の日でも集中力が持続しますよね。

実売価格も検討材料にしながら、自分に合ったアイテムを見つけ出してください。

ダイワーのゴアテックス2層素材を採用したレインスーツです。

磯釣り用のフローティングベストと一体化できるようになった、コンビアップファスナーを搭載しているのが特徴的です。

胸ポケットや腰ポケットには、防水性に優れた止水ファスナーが付いていますよ。

実売価格4万円台とかなり高額になっていますが、試してみる価値はじゅうぶんにあるでしょう。

カラーバリエーションも、フローティングベストにマッチしたものが用意されています。

服装はやはりカッコよく着こなしたいもの、釣り専用ウエアにもおしゃれで機能性の高いタイプが増えてきましたね。

こちらは、ゴアテックス・パックライト・プロダクトテクノロジー素材を使った、ダイワのレインスーツです。

軽量で持続性のある防水性能が、高い評価を受けていますよ。

ジャケット部分やパンツ部分に付いている5つのポケットには、止水ファスナーが付いています。

2重袖口によって、防水性を高めながら動きは阻害しない仕組みになっているのがいいですね。

収納式フードは、天候が変わるたびに引き出せるので便利です。

ゴアテックスの新しい裏地構造＝GORE・C-ニットバッカーテクノロジーを採用した、ダイワのレインジャケットです。

軽さと強さが際立っていて、防水性・防風性・透湿性が備わっているスグレモノ。

フードにダイレクトダイヤルシステムが付いているので、雨の量が増えたりしたらダイヤル調整して、浸水を防げる仕組みになっています。

こういったジャケットをひとつ釣り場へ持ち込んでおけば、天候の急変にも慌てる必要がなくなります。

カラーも、パンツに合わせやすいものがラインナップされていますね。

ゴアテックス・プロダクト3層素材を採用した、ダイワのレインパンツです。

腰周りのサイズを調整するためのアジャスターが付いています。

背当て部分の着脱が可能なので、サロペット仕様とパンツ仕様に使い分けできるのが嬉しいですね。

立体パターンで裁断し合わせているので、とても動きやすいのが特徴です。

レインパンツは、その下にも結構着込みますから、余裕のあるサイズを購入することをおすすめします。

ぴったりフィットさせてしまうと、全くヒザを曲げられなくなることがありますから、じゅうぶん注意してください。

できれば釣具店で試着することが望ましいでしょう。

ダイワからは、寒いシーズン用のウィンターパンツもリリースされています。

動きやすいようにヒザ部分に立体ダーツが組み込まれているのが、釣り場で重宝しますよ。

さまざまなアングラーの体型にフィットしやすいように、レギュラーシルエットが採用されています。

ダイワのウェーダーにも、ゴアテックスが使われているものがありますよ。

ショートブーツタイプで屈曲性の高いキュービックセンサーソールを搭載しています。

フラットフェルト仕様で、カップインソールを使うとフィット感やクッション性が向上します。

河川を徹底的に攻めたいアングラー向きといえるでしょう。

こちらはウエストハイタイプの、ダイワ・ゴアテックスウェーダーです。

防水・透湿機能はもちろんのこと、ヤブ漕ぎなどで擦れても破損を防ぐ強さが魅力ですね。

ウエストハイですから、あまり深場へ歩を進めないように注意したいものです。

ダイワがリリースしている釣り用キャップにも、ゴアテックスが使われていますよ。

ロゴはシルバーのリキッドクローム仕様になっていて、よく輝いてくれます。

ツバ裏はDロゴのモノグラムを採用しています。

9FIFTYモデルでもアジャスターによりサイズ調整ができますよ。

こちらもゴアテックス素材を使った、ダイワの釣り用キャップです。

ニューエラとのコラボモデルを積極的に取り入れてますよね。

デザイン性も高いので、タウンユースできるのも大きなメリットです。

ツバ裏が黒色だと、水面からの乱反射を抑える効果がありますよ。

こちらはハットタイプの、ダイワ・ゴアテックスアイテムです。

軽くて防水性能が高く、針穴が開かない超音波ステッチで仕上げられていますよ。

ということは、雨に降られても水が染み込む可能性が、極めて低く抑えられていることになります。

ハットタイプなら、全周囲からの太陽光を防ぐことができるので、紫外線から肌を守るのにも有効ですね。

ダイワのゴアテックスウエアの特徴や、おすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか？

レインスーツに関しては、ぜひゴアテックス素材のものを体験してみてください。

その快適さに驚くでしょうし、釣りにおける集中力が増すのを感じることができるでしょう。

キャップにもゴアテックスが使われていますから、頭皮が蒸れるのを避けたい人におすすめです。

もっと多くの釣りアイテムにゴアテックスが使われるようになるのは、間違いなさそうですね。