赤い毛糸玉に魚の王様マダイがだまされる!疑似餌はそれ自体が本物そっくりでなくても釣れるって本当!?
2020年04月19日 11:35
抜粋
赤い毛糸玉に魚の王様マダイがだまされる!疑似餌はそれ自体が本物そっくりでなくても釣れるって本当!?
和歌山県加太と淡路島の由良の間に横たわる友ケ島水道は、明石ダイ、鳴門のうず華鯛と並ぶブランドマダイの産地です。
エサが豊富で急潮にもまれて育つせいか、身がよく締まり、旨みたっぷりのマダイが育つのです。
加太といえば全長12mあまり、高道具と呼ばれる長い胴突き仕掛けを使い、ハリにビニールの擬餌を刺して釣るのが定番です。
このような高道具は、マダイが浮いているときによく使われますが、その理由は仕掛けが長くハリ数が多いのでタナが広く探れて有利なためです。
ただ、マダイのつく場所が変わり、あまり浮いていないときは、カブラ釣りと呼ばれる方法で底を釣ります。
このカブラ釣りではおもしろいものを疑似餌として使うようですが、いったい何かわかりますか?
毛糸玉でマダイを釣る!?
カブラ釣りでは15号の丸玉オモリで作られたカブラには2本の針、カブラから上には約1m間隔で3本の針が結ばれていて、それぞれのハリのフトコロには赤い毛糸を束ねたものが結んであります。
この毛糸玉でマダイを釣るのです。
しかもこの赤い毛糸にだまされるのは、マダイだけではありません。
メジロやマアジ、スズキなども食ってくるそうです。
いったいこの毛糸玉は何をイメージして作られたものでしょうか?
イカをイメージして作られていた!
この毛糸はグミイカをイメージして作られたそうです。
グミイカは、かつて加太でもマダイ釣りのエサとしてよく使われていました。
グミイカが1匹あれば型のよいマダイが必ず1匹は釣れたといわれるほどの好餌でした。
このイカの本名はミミイカですが、小型でグミの実ほどの大きさしかないものをグミイカと呼びわけていたようです。
疑似餌というのは、本物そっくりでなくても魚は食います。
ハリのフトコロに束ねられた赤い毛糸は、誰が見てもグミイカには見えませんが、きっと水中ではフワフワと漂いイカの脚のような動きを見せるために、マダイやスズキがダマされて飛びつくのかもしれませんね。
それにして、このような疑似餌を考えだした先人の知恵には本当に驚かされますよね!















