ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】

2020年01月31日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

2020年は暖冬の影響で沿岸部ではほとんど雪が降っていません。ただ、海水温は7℃近くと例年より若干高いものの、着実に冬の海へと移行しています。そんな宮城の海で、デイゲームでBIGクロソイを狙う「ディープロック」に行ってきたのでレポートします。

宮城県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・阿部慶行)

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】

フィッシングシンドロームでディープロック

今回お世話になったのは、宮城県多賀城市の貞山堀公園横にあるフィッシュアリーナから船を出しているフィッシングシンドロームさんです。

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】フィッシングシンドロームから出船(提供:WEBライター・阿部慶行)

初めて乗船させて頂きましたが、船長さんが周りの方々のことを考えて船内ムードを良くしてくれるので、和やかに釣りができる雰囲気でした。

操船も風の状況次第でドテラ流しにしたり、色々な流し方にしてくれたので、釣りがしやすかったように感じました。今期はディープロックに力を入れている船宿さんなので、おすすめです。

朝日を見ながらポイントへ

当日の朝は晴れ予報でしたがやはり寒い。インナージャケットを着て、首にはネックウォーマーを装着。もちろんニット帽や手袋なしでは、寒くて凍えるくらいでした。

出船時間となる6時半くらいに船が迎えに来て、荷物を積み込んでいきます。太陽が暗闇を明るくし始め、綺麗な朝日を見ながらポイントへ向かいます。「デカイの釣れますように」と太陽に拝むことを忘れずに(笑)、ポイントまではおよそ1時間。

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】朝日に大物祈願(提供:WEBライター・阿部慶行)

当日の釣りのイメージを作ろう

船が出港した瞬間から釣りは始まっています。というのもポイント到着までの待ち時間は、当日に展開する釣りをイメージすることがなによりも重要になるからです。

ポイント到着までに、当日の海の状況を直接自分の目や肌で確認しておきます。海水の濁り具合、天気、光量や風の強さなどから釣りのイメージを練り上げていきます。自分がどう釣りに臨めばいいかを頭に叩き込んでおくのです。あらかじめ当日の現場から得た情報を整理しておくだけでも効率よく釣りを展開することが可能になります。

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】移動時間にやるべきことがある(提供:WEBライター・阿部慶行)

相手は自然なのでイメージ通りにいかないこともありますが、アジャストした際にはマッチした釣りを展開することができます。

海が濁っていたら、始めはアピール系のカラーを試し、そこから徐々にトーンダウンさせていく。

潮の流れの確認は、まず自分の基準となる重さのルアーを投入してみて、早く流されると感じるのであれば重くし、遅いのであれば軽くしてみる。

風の向きがこっちならロッドの角度と向きはこうして、ダメなら別の角度に変えて、少しでもやりやすくなるようにしていく。

「こういう状況ならこうしていこう」とイメージトレーニングしておくと、現場についてから臨機応変に対応することが可能になります。イメージがあるだけで釣りは本当に釣果が変わってきますから、絶対に行うようにしましょう。

スイミングで展開の早い釣りを実践

当日のポイントなる魚礁周りに到着。期待と楽しみが何倍にも膨れ上がり、ドキドキな釣りの始まりです。この日の狙いは、BIGクロソイ。そのため、ゲストたちをかわしながらいかに釣ることができるかが課題になります。

天気予報では無風の予報でしたが、現場はなんとまさかの体感風速8mほどの強風。潮回りは中潮で水深は40m。なかなかやりづらい状況からのスタートとなりました。

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】タックル図(スピニング)(作図:TSURINEWS編集部)

海の濁りはほとんど無くウネリも無いので、風がやめば釣りがやりやすくなるはずです。まず45gのジグヘッドに4inchのクラブ系ワームを付け、スイミングで誘いを入れていきます。

その日の魚の状況を把握したいので、レンジを変えながら展開の早い釣りを心がけます。

反応なくスローな釣りへチェンジ

クロソイからの反応がないまま、時間だけが過ぎていきます。2日前に海が荒れていたので、底荒れの影響も考えられますが、それでも少し渋すぎです。

船も魚からの反応を求め、違う魚礁へ移動を繰り返していきます。同船者に反応がある場合にはもう一度その周辺を探ってくれるなど、船長の配慮には本当に感謝でした。

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】タックル図(ベイト)(作図:TSURINEWS編集部)

それでもなかなか狙いの魚からの反応がないので、タナも変えてスローでじっくり誘う釣り方に変更し、様子を見ることにしました。また潮の流れも徐々に緩くなってきて、風も無くなり釣りやすい状況になりつつあります。ここで私は、リグが潮に同調する(馴染む)ように軽めのジグヘッド(35g)に変更しました。

潮に同調させるイメージでヒット!

軽いリグに変更することで、フォールスピードを抑えられ、ロッドとラインの角度がより鋭角になり、違和感のないスイミングで誘うことができます。慣れるまでは少し難しいのですが、ジグヘッドを潮に同調させる感覚で、スローに誘うイメージです。これはショアからのクロソイを狙う際のイメージと似ており、早すぎても遅すぎてもダメです。

このスイミングで誘い、数投目に巻き抵抗を感じたその時!ドゥンッ!というクロソイの明確なバイトが出ました!

本命のBIGクロソイが浮上!

焦らず平常心で、スイープにアワセを入れます。その瞬間に絞られるロッド。ティップが真下に向いて、いい重量感が手元に伝わり、魚がグングンと抵抗します。一定のリーリングでラインテンションを抜かないように心がけながら、魚との距離感を縮めていきます。

海面に姿を見せたのは正真正銘の本命、BIGなクロソイでした!

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】良型クロソイ浮上(提供:WEBライター・阿部慶行)

自分の釣りのイメージがしっかりとアジャストしたこの瞬間はとても興奮してしまいます。この魚に会いたくて会いたくて堪らなかった。

しっかりと口の中にリグが吸い込まれていたので、これではバレる心配もありません。クロソイの怪獣のような顔が大好きで見入ってしまいとっても最高でした。

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】怪獣のような顔(提供:WEBライター・阿部慶行)

渋い時間こそメンタルコントロールを

このまま連発だと思いきやそんなに甘くはなく、一気にタフモードへ突入します。何をしても本命からのコンタクトはありません。お昼を過ぎ、魚が口を使いにくい時間帯へ。

「しばらくは辛抱してタイミングを待とう」と自分に言い聞かせ、焦ってロッド操作が乱れないように心掛けます。釣れない時こそ慎重に。このようなメンタルコントロールも釣りでは大事なことですよね。

残り1時間くらいになると、ようやく潮が動き出してきました。ここがチャンスと思い一気に集中力を高めていきます。今思えば、釣りに集中し過ぎていたため船内でほとんど喋っていなかったような気がします。今回のクロソイにかける思いが強かった証拠ですね。

状況的には魚はそこまで浮上しておらず、もっとスローに?ロッドとラインの角度をもっと鋭角に?など、さらに変化をつけるよう工夫します。

デッドスローで再度BIGクロソイ登場

今までよりもさらにデッドスローで誘う感覚で釣りをしていきます。するとまたしても、違和感のある巻きの抵抗感がラインから伝わります。

もしや?と思ったその瞬間、ドゥンッ!という待望のアタリが!

よし!と思いながらも冷静にラインを巻き取り、スイープにアワセを入れると、再び絞り込まれるロッド。リーリングとロッドのバットパワーで魚を浮かせていきます。この引きは間違いない、クロソイだ!

ハイシーズンの『ディープロック』で本命BIGクロソイが浮上【宮城】BIGなクロソイをゲット(提供:WEBライター・阿部慶行)

海面まで寄せて無事にランディング。こちらも狙い通りのBIGなクロソイです。イメージ通りに釣れたこの瞬間が最高に楽しいってもんです。これを最後にタイムアップ。楽しかったディープロックも納竿となりました。

東北ディープロックはこれから本番

今回は渋い時間帯が多くありましたが、それでも本命のBIGなクロソイを筆頭に、その他細かいアタリなどもあり、とても楽しめたディープロック釣行でした。自分の狙いとなる魚へどうやってアプローチするのか。ゲーム性の高さもクロソイを狙うディープロックの魅力だと私は思っています。

まだまだハイシーズンが始まったばかりの東北ディープロック。冬の東北の地に足を運んでいただき、是非より多くの皆さんに楽しんでいただきたいと思います。

<阿部慶行/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り船について
フィッシングシンドローム
出船場所:貞山公園桟橋

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