自宅生活をちょっと楽しく:親子で楽しめるビーチコーミング&貝殻アート

2020年04月21日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

海辺には本当に数多くの貝殻などが打ち上げられている。今回は、これらを使ったビーチコーミング&貝殻アートを紹介しよう。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

貝の仲間は身近にもたくさん

サザエやアワビ、アサリ、シジミ、ハマグリなど、日本人の食卓に並ぶ「貝」は種類も多く、最近ではミヤコボラ(オキサザエ)、ホンビノスなど新しく食卓を賑わせてくれる貝類も登場してきた。

貝の形状も様々だ。殻が巻いている巻き貝や、2枚の殻で身を覆う二枚貝が有名だが、他にもヒザラガイやツノガイと言った独特の形状をした貝も居る。ちなみに広義のグループとしてはイカやタコ、ウミウシ、ナメクジなども貝の仲間として紹介される事がある。

多様な貝の面白さ

日本だけでも実に1万種類以上の貝類が居て、世界では何と10万種類以上に登ると言われている。そして、面白いのはその形のバラエティーさ。もちろん、巻き貝と二枚貝とは違うのは分かるが、本当にいろいろな形の貝が存在する。また、同じ種類でもアサリやハマグリのを見ても分かるように、殻の表面の模様も非常に多彩で面白い。

一つの浜で拾ったタカラガイ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

そんな多彩な形状や模様を利用して、遊んでみようと言うのが貝殻で作るアートだ。新型コロナウイルスの影響で外出もままならない状況だが、この状況が落ち着けばぜひ、海辺で貝殻などを拾ってアートしてみよう。

貝殻の入手方法

貝殻でいろいろなものを作るにはまず、貝殻を入手する必要がある。入手の方法としては、「購入する」、「持っている人にいただく」、「自分で拾う」などがある。実は貝殻はネットオークションやネットショップのサイトなどでかなり売られている。

それも珍しい貝でなければ、いろいろな貝をまとめて安価で売られている事もある。外出がままならない状況下かなら、ネットでの購入も視野に入れてみるといいだろう。

また、貝殻収集が趣味の友人が居れば、貰える貝殻がないが聞いてみるのも手だ。

ビーチコーミング

そして、筆者が普段から貝殻の入手方法として行っているのが「ビーチコーミング」。これは海岸などに打ち上げられたいろいろな物を収集する事で、本来は貝殻を始め、ビーチグラス(ガラスの破片)や種子、海外からの漂着物などを収集する。

一見何もないようだが実は…(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

これはこれで楽しいのだが、貝殻アートの目的はあくまでも貝殻の収集である。貝殻以外にも利用できそうなもの、例えばビーチグラスなどは拾うのもありだが、あれもこれもと拾っていると大量の収集物が集まってしまうのでご注意。

貝殻を効率よく拾う方法

ビーチコーミングでの貝殻を拾う方法としては、砂浜などのビーチだと、満潮時に波が押し寄せてくる一番上のラインなどに注目。押し寄せてくる波の頭で陸上に運ばれた貝殻などは、潮が引くとそのまま残るので打ち上げ貝が集まるラインとなる。

これを「貝ベルト」と言って、海岸線を眺めると貝殻が落ちている場所は波打ち際とほぼ平行に「帯=ベルト」状に連なっているのが分かる。もっとも効率よく貝殻を拾えるのが、貝ベルトを見ながら海岸線を歩く事。

貝ベルト(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

この貝ベルトは海岸によっては、何重にもなっている事も多い。たとえば海が大荒れで波が高い時にはかなり陸の上の方まで波が貝殻を運んで置き去りにしてくれている事もあるので、広い海岸ならよく観察してみよう。

集めておきたい貝

前述のように貝類は形状が非常にバラエティーに富んでいて、見ているだけでも楽しいのだが、拾った貝殻を使っていろいろな造形を作りたいので、やはり集めるならいろいろな形の貝があった方が利用しやすい。

たとえば巻き貝などの丸い貝は大小極端な物を集める、丸い貝があれば次は長い貝殻、細い貝殻など形状を大きく違えて集めると良い。ただ、実際には部屋で製作を始めると「もうちょっとこの形の貝を持って帰っていればなあ」と思う事も多々ある。

なので、理想としては最初にある程度、作りたいものをイメージして、それに必要そうな貝殻を集めてくるのが良いが、少な過ぎても足りないし、何でもかんでも多量に拾うのは貝殻といえども乱獲になってしまうのでNG。「使えそうな貝」をイメージして収集したい。それでも、何度もあちこちに拾いに行っていると、いつの間にかかなり溜まってしまうのだが・・・。

貝殻アート用の素材入れ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

必要なアイテム例

貝殻を使っていろいろな造形物を作るとなると、その作品形状は無限だ。立体的な物から、絵画のような物など様々なので、そこはお好み次第。ここでは、比較的簡単で手軽にできるコルクボードを使った物を例に挙げてみよう。

この場合、貝殻以外に必要なアイテムは100均ショップで売られているコルクボードと木工ボンドくらいで事足りる。作る作品の大きさに合わせてコルクボードをカットする。手軽なのは10cm四方までくらいの大きさだ。

必要なアイテム(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

貝殻を置いてみる

そこにまずは貝殻で作りたい絵柄に合わせて貝殻を置いていってみる。それが完成したら木工用ボンドを多めに付けて貝殻をコルクボードに引っ付けていく。やや多めのボンドを使用するのと、しっかりと接着するまで乾かす事が重要だ。

ちなみにコルクボードは裏に木の板など硬い物が付いていないタイプがオススメ。コルクだけのボードだと針などを貫通させやすいので、できあがった作品を画鋲やピンなどで固定させやすい。

作品例

ちなみに我が家で作ってみた作品例を紹介してみたい。

カタツムリ

カタツムリ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

カタツムリの貝はまさに貝殻なので、丸い大きめの巻き貝を利用。胴体部分はマテガイなどの長い貝殻。触角はツノガイでその先にある目はごく小さな巻き貝を使用した。

イカ

コウイカかな(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

胴体部分はカキの仲間、目はイシダタミガイやアマオブネガイ、足はツノガイを利用。カキ殻の縁辺にある波形状がイカの耳に見える。

ムツゴロウ(トビハゼ)

ムツゴロウ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

動体は大きめのマテガイなど、背びれや胸びれはタカラガイを使ってみた。尾ビレ、尻ビレ、そして目に当たる部分を大小の二枚貝で表現してみた。

同じものを表現するのでも、作る人により、また使う貝殻によりまったく違った作品ができあがるのも、貝殻で作る作品の面白いところだ。

最後に

緊急事態宣言が発出されるほど、新型コロナウイルスによる生活の影響は計り知れないものはあるが、三密を避けて海岸で貝拾い、その後は自宅に戻って親子で楽しめる貝殻アートはいかがでしょうか。

<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>

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