のんびり海を漂うユニークな巨大魚<マンボウ> 実はとても美味しい魚だった?

2025年12月14日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

見た目はゆるキャラのようでも、その生態は驚きと発見だらけ。知れば知るほど「海の不思議」を体現する魚──それがマンボウです。マンボウの生態について、まとめてみました。

【『サカナト』で読む】

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

のんびり海を漂うユニークな巨大魚<マンボウ> 実はとても美味しい魚だった?

マンボウの不思議な体

マンボウを見ると「なんて奇妙な体なんだろう」と思う人も多いでしょう。

のんびり海を漂うユニークな巨大魚<マンボウ> 実はとても美味しい魚だった?水族館でも人気者マンボウ(提供:PhotoAC)

平たい体に大きな背ビレと尻ビレ、そして尾ビレが無く代わりに船の舵のような「舵ビレ」があります。小回りは苦手なため水族館では水槽がシートで守られています。

巨大な体と驚きのジャンプ力

マンボウ科は最大で全長3メートル程、体重2トンにも達する巨大魚。

そんなに大きな体でも、海面からジャンプすることができると言われています。理由は体についた寄生虫を振り払うためなどと推測されているとか。

のんびり屋のイメージとは裏腹に力強い一面を持っています。

マンボウの卵の秘密

マンボウのメスは、魚類の中で最も多くの卵を産むことで知られています。

卵巣の卵は3億個とも言われていますが、最近の研究では全長2.7メートルのメスが約8000万個の卵を持っていたという報告もあるようです。

のんびり海を漂うユニークな巨大魚<マンボウ> 実はとても美味しい魚だった?生態も面白いマンボウ(提供:PhotoAC)

これほどの数をどう産むのか、何回に分けて産卵するのかなど、繁殖の仕組みにはまだ多くの謎が残されています。

金平糖のような稚魚

成魚では大きいマンボウも、ふ化した直後は非常に小さく、外敵に襲われやすいと考えられます。

そこでマンボウの稚魚は、身を守るためなのか全身にトゲを生やした、まるで“金平糖”のような姿をしています。また、長いトゲを生やすことにより、体の表面積を増やし浮力を得ているという考えもあるようです。

トゲトゲの稚魚から少しずつ大きくなり、やがて巨大な体をもつ成魚へと成長していきます。

マンボウは食用にもなる

実はマンボウは食べることができます。

白身はやわらかく、肝とあえると美味。鮮度がよいものは刺身でも食べられます。

のんびり海を漂うユニークな巨大魚<マンボウ> 実はとても美味しい魚だった?実はとても美味しいマンボウ(提供:PhotoAC)

身、肝、皮まで、ほとんど捨てるところがないのが特徴で、プルプルとした食感と淡白な味わいが楽しめます。特に肝は脂がのった極上の品で、カワハギをも凌ぐ美味しさと評されることもあります。

定置網などで混獲されるものの、鮮度がすぐ落ちるため地元で消費されるケースがほとんどなのだとか。

魅力がつまった魚・マンボウ

マンボウは、見た目はゆるキャラのようでも、実は驚きと迫力に満ちた魚です。

奇妙な体のつくりや巨大なジャンプ力、世界一の卵の数や金平糖のような稚魚、さらには食文化にまで関わる多面的な魅力を持っています。

水族館で見かけた際には、「のんびり屋の魚」ではなく「知れば知るほど奥深い存在」として観察してみてください。

<kou/サカナトライター>

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