【超入門解説】狙うは天然マダイ!今年は「タイラバ」に挑戦してみよう!道具・釣り方・食べ方編
2026年01月26日 17:00
[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」]
抜粋
Galápagos連載「タカシマムザホルモンの【月刊】たいのきもち」

さてあまりの気合か、熱量か。それとも文をコンパクトにまとめる能力の欠落か。とっても長くなりそうだったので「超タイラバ入門!」前編と後編に分割させていただきました。
この記事から先に見てしまっている方!ここは後編ですので、まずは前編から読んでくださいね!
https://www.lurenewsr.com/411137/
読んでくれましたか?では張り切って後半戦、行ってみましょう!
用意する道具【用品編】
タイラバを始めるにあたり用意しておきたい道具もいくつかあります。必須の物、あった方が便利な物と分けるのでご自身の手持ちに合わせてご用意ください。まずは必須の物から!
これ、無いと船に乗れません…!2021年に法律が改正され、遊漁船に乗る際は桜マーク付きAタイプライフジャケットの着用が義務になりました。既に他の釣りをしているなら持っているという方もいるでしょう。大体1万円~2万円と少々値も張りますが、命を守る為のものですので、必ず用意してくださいね!腰巻タイプのコンパクトな物がオススメです。

黒い服に黒いライフジャケットでちょっとわかりにくいですが、船釣りはコンパクトで肩回りの邪魔にならない腰巻タイプがベター
※どうしても当日までに用意できない場合は、船に相談するとレンタル品を貸してくれる船もあります。
特に船に初めて乗る人は必ず持っていきましょう!「車や飛行機では酔わないから自分は大丈夫!」その過信で一日が台無しになるかも知れません。
逆に普段から乗り物酔いするタイプの人は前日就寝前に飲む→当日乗船1~2時間前にも飲む二段構えという手もあります。もちろん飲む薬の用法容量は守ってくださいね。ちなみに、僕ら酔ってしまうと仕事にならない釣り業界の人間が皆口を揃えてオススメする酔い止め薬は“アネロン”!ちょいと高いですが抜群の安心感です。
船酔い対策は人により様々ありますが、簡単にできる回避法が2つ!
1つ、前日夜に脂っこいものや重いものを食べない!そして出来るだけしっかり睡眠をとりましょう。
2つ、釣行中も空腹にならないよう、常にお腹には少し食べ物入れておきましょう!酔うのを恐れて何も食べないのは逆効果です。軽めのパンやおにぎりなんかを少しずつ食べておくと空腹から来る気持ち悪さを防げます。

前日夜にこんな食事は絶対NG!お酒も控えた方が良いでしょう
ただしっかり対策していても酔う時は酔ってしまうもの。「あ、酔いそう…」と思ったら、出来るだけ遠くを見て(下を向いてスマホを見るのは絶対ダメ!)ゆっくり深い呼吸で体を落ち着かせます。寝られそうなら寝てしまうのも大いにあり!ほんの少しの睡眠でも結構スッキリします。
またあったら便利なグッズは以下の通り!(あえて書きませんが、ハサミなどの釣り小物は最低限揃えて臨みましょう!)
エサ釣りほどではないにせよ、ふとした時に手が汚れたり濡れたりします。汚れた手なんて気にしないぜ!という元気っ子もいるでしょうが、手が濡れたまま釣りを再開したらツルッと滑ってタックルを海にポチャン…これ、本当にある悲しい事故です。防げる事故は防ぎましょう。
マダイの歯、結構強靭です。魚の口に指を入れて持ち上げるいわゆる「バス持ち」は絶対にやめてください!釣れた魚はまずフィッシュグリップでがっちりキャッチ。その後落ち着いてプライヤー等を使ってフックを外してください。サイズの割に力が強く、アゴはもちろん背びれも鋭く危険です。ゆっくり慎重に。

フィッシュグリップは信頼できるメーカーのものを選びましょう
基本的な釣り方
前編から読んでいる方、大変お待たせしました!いよいよ釣り方のお時間です。
この話の冒頭でもお話しましたが、タイラバという釣り、実にシンプル。基本的には「真下に落とす→着底したらゆっくり巻く→ある程度巻いたらまた落とす」この繰り返しです!
ココンッとアタリがあったら巻きスピードを少し緩めてあげましょう。ココンッがゴンゴンッ!に変わったらHITした合図!魚の重さをしっかり感じる程度の速度で水面まで巻いていきます。マダイは比較的バレやすい魚ですが、「タイラバスティック」は徹底的にバラシを抑える設計をしているので、安心してファイトしてくださいね!
基本的な釣り方は本当にこんな感じ。船釣りデビュー、ルアーデビューにオススメされるのも納得です。ただ、もちろんいざ釣りをしてみると「こういう時どうしたらいいの?」「アタリがない…何が間違っているんだろう…」となってしまうはず…!
そんな時の為に、ここでは「デビュー戦向け!覚えておきたい!困った時のタイラバ工夫術」を公開!ぜひ保存して、困った!の時に見返してみてくださいね!
リールには魚の引きの強さに応じて、事前に設定した範囲を超えた時にラインを出してくれる「ドラグ」という機能があります。このドラグ値設定、タイラバにおいて結構重要だったりするのですが…初めてだとわからないですよね。大丈夫、わからないのが普通です。そんな皆さんに迷ったらこれ!オススメの超簡単な設定方法を教えるので実践してみてください!
その名も「ペットボトル利用法」
用意するのは500mlのペットボトルと適当な袋!コンビニでお茶を買ってビニール袋に入れてもらえばもう完成というお手軽さです。ラインを通したタックル(あとはタイラバを結べば釣りができる状態)を用意し、ペットボトルが入った袋の持ち手を糸先に結びます。
あとはスタードラグを締めたり緩めたりしながら袋をゆっくり持ち上げ(竿は地面と平行にしてね)、“ギリギリ宙に浮くくらい”に設定しましょう。これで「500gのドラグ設定」が完了しちゃいます!
あぁなんて簡単!500gはちょうど真ん中くらいの強さなのでこれでファイトも安心です!慣れてきたら少し強くしてみたり、逆に弱くしてみたり、この値ものめり込み要素なので色々模索してみてくださいね!
周りは釣れてるのに自分だけ釣れない…釣りをしていれば必ずやってくる瞬間です。僕にだって未だにあるので安心してください(果たしてそれで良いのかは置いといて)。
タイという魚は群れる習性が強い魚なので、自分の近くの人が釣れているのに自分には反応が無いという時は「何かが合っていない」ことがほとんど。良くあるのが“ネクタイのカラーを外している”という場合です

ネクタイのカラーはタイラバの本質。彼らは良く色を見ています
前編でもお伝えした通り、タイラバという釣りは“ネクタイのカラー”がめちゃくちゃ重要な要素!どれくらい重要かと言えば「孫悟空がスーパーサイヤ人になるか、ならないか」くらい大事な話です。
「デビュー勢こそ、形状の種類ではなくカラーの種類を豊富に揃えましょう」とお伝えしたのは、これが理由です。最終形態のフリーザに対し、通常状態のサイヤ人やピッコロさん達では歯が立ちませんでしたよね?それと同じで、よほどの高活性でもない限り、“カラーローテーション”=“スーパーサイヤ人化”という武器がないと、もはやお話になりません。それくらい重要な要素なのです。
用意するべきカラーは前編でも載せましたが、厳選に厳選を重ねたこちらですね。

出典:Galápagos公式
これらを実際の状況に合わせてローテーションしていくのですが、いきなり「はい変えて!」と言われても…え、どのカラーにしたら…と迷っちゃいますよね。基本的には
1.視認性が良く、アピール抜群の強いカラー
2.水なじみの良いナチュラル系のカラー
3.その両方にも属さない性格の違うカラー
という順番に試してもらえたら一先ずは対応できると思います。
上の表でも特に、絶対これだけは用意して!という3枚が「リバーシブルブラック新濃いオレンジ」「ゼブラ濃いオレンジゴールドラメ」「リバーシブルブラックゴールド」です。この3色は全国どこでも季節問わず安定して釣れる為、迷ったらまずこの3枚をローテーションしてみてください!
あらゆる釣りがそうであるように、タイラバも着底(ルアーが底に着いた感覚)がわからないと釣りになりません…!釣果に影響するだけでなく、オマツリ(他のお客さんと仕掛けが絡んでしまう)や根掛かり(底に引っかかってしまう)の原因にもなるので対策しましょう!
釣りをしていて「着底がわからないかも…?」となったら一旦タイラバを完全に回収します。わからないかも?のまま続けるのはNG!一度着底を見失うとその後何かの拍子に復活する、なんてことはほぼありません!回収したらタイラバのヘッド(シンカー)を重い物に交換します。
ギリギリわからない&ちょっと怪しい位であれば、まずは20g重い物にチェンジ。タイラバヘッドの多くは45g→60g→80g→100g→120gと20g刻みで規格されています。
20g上げてもわからない&着底は出来るけどラインの角度がめちゃくちゃ斜め(ドテラ流しは例外)という時は更に重い物にチェンジしてください。
※ちなみにディープタイラバで使用するヘッドはもっと大きく刻みます。予約する時、船長に何gを用意したらいいか確認するのが確実です。
更にオススメなのが「タングステンヘッド」を使う事!タングステンとは、物凄く簡単に言うと“小さいのに重い素材”のことです。通常のヘッドは鉛で作られますが、これをタングステンで作ると同じ重さでもずっと小さく作ることができます。重さが同じなら小さい方が水の抵抗を受けにくいので着底もわかりやすい!というわけです。
鉛製と比べるとちょっと高いのが難点ですが、メインになりそうな重さだけでもタングステンで用意するのが良いかも知れません。

タイラバの頻度が多い人ほどタングステンばかりで釣りをします。それだけこの釣りには無くてはならないものなんです
美味しく食べる!
釣れるのは高級魚マダイ!しかも天然のマダイです。その食味は言わずもがな。1年を通して追いかけると季節ごとの味の違いなんかも楽しめます。
食べ方はやっぱりお刺身!鯛めし!天ぷら!この辺りはTHE王道なので今更語る必要もなさそうなので、今回は僕が好きなちょっと珍しい食べ方を2つ紹介しましょう!
オリーブオイルで軽く表面に焼き目を付けた鯛(フライパンに入るサイズなら丸のままでもOK)を白ワインと塩コショウ、ニンニク少々とトマト、あとは好きな野菜を適当に入れて煮ていきます!洋風鯛の煮つけ、とでも言いましょうか。冷蔵庫で半端に余った野菜たちの処理にもちょうどよく、米にもパンにもよーーく合います。
ウロコ揚げ(松笠揚げ)はアマダイが有名ですが、実は中型までならマダイでも出来るんです!上手にウロコを立たせるコツは、油を高温にすることとウロコ側に粉を絶対付けないこと。身に付ける粉系がウロコ側につくと全く立たずただの防御力が高い揚げ物になります。ウロコを付けたまま捌いてお刺身用に引いた後の皮でも同じようにでき、こちらはサクサク感強めで、まさにおつまみ!オススメはもちろん揚げたてにビールです!※時間が経つと固くなるのですぐに食べきれる量で作りましょう。
その他にも、大昔から日本人となじみの深い魚マダイは、途方もない数のレシピが存在します。お刺身に飽きたら色々冒険してみてくださいね。

大量に釣れたら加工して冷凍庫へ。火を通す料理なら結構な期間持ちます。これ、スーパーで買ったらいくらになるのか…
まとめ
さていかがでしたでしょうか?中々のボリュームになってしまいましたが、少しでも「タイラバやってみようかな」と思ってくれた方がいれば嬉しい限りです!シンプルなのにエキサイティングで、デビューにぴったりなのにそのままハマり続ける人続出なこの釣り!今年はぜひ!タイラバに挑戦してみてくださいね!以上タカシマムザホルモンでした!

















