【シマノ2026新製品】エギの基準サイズ!「クリンチ エクスカウンター 3.5号」が登場!

2026年03月07日 06:00

[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」]

抜粋

昨年2025年の春に登場したシマノの「クリンチ エクスカウンター 3.8号」。

そのサイズ感から春の大型親イカ攻略に最適なエギでしたが、今回新たに基準サイズとなる「クリンチ エクスカウンター 3.5号」が登場します!

クリンチ エクスカウンター 3.5号【シマノ】

2026年3月登場予定

一年を通してもっとも使われる基準サイズ「クリンチ エクスカウンター 3.5号」。

流れに素直に馴染み、安定したダートと自然なフォールで抱かせの間をつくる。豊富なカラーバリエーションでデイやナイト、澄み潮から濁り潮まで幅広く対応します。

サイズ(号) 重量(g) 沈降速度(参考値)(秒/m) 本体価格(円)
3.5 19 3.7 1,250円

シマノ公式「クリンチ エクスカウンター 3.5号」詳細ページはこちら

3.5号から始まるエギングの基点

湯川マサタカさんがまず置いた軸が、3.5号ノーマル。エギングを一年通してもっとも多く使う号数であり、難しい操作をせずとも素直に横へダートし、止めれば自然にフォールして抱かせにいける。その挙動は、シマノが長年こだわってきたクリンチ設計思想“左右にまっすぐ切れるダート、ラインメンディングを過剰にせずとも安定するフォール姿勢”をど真ん中で体現するものとなっています。

「まず3.5号を基準に考えることで、釣りの組み立てがシンプルになる。そこから水深や潮流に合わせてシャローやディープ、あるいはカラーやフラッシュブーストで広げていけば、無理なくデイもナイトも対応できる」と湯川さんは語っています。

共通する思想、異なる役割

3.5号も3.8号も、根底にあるのは「きれいにダートし、止めれば自然に落ち、抱かせる姿勢に入る」というクリンチの思想。しかし役割は明確に違います。

3.5号は基点。もっとも扱いやすく、釣りの骨格を作る存在。3.8号は拡張。潮を掴み、シルエットで大型を呼ぶ存在。3.5号から始めて、状況に応じて3.8号にスイッチする。あるいは逆に、3.8号で潮の重さを感じ取り、そこから3.5号で緻密に拾う。二つのサイズは対立するのではなく、相互に補完し合う関係にあります。

テスターインプレッション

サイズの差がエギングを変える。3.5号と3.8号の関係

湯川マサタカ MASATAKA YUKAWA

僕にとって、エギングを考えるときの出発点はやっぱり3.5号なんです。難しいことをしなくても、横にスッと切れて、止めれば自然に落ちていく。この素直さこそが、エギングを組み立てる上での基準になります。僕はよく“まず3.5号でゲームを始める”と言いますが、それはイカに合わせる前に、潮や地形に合わせて釣りを組み立てたいから。3.5号は潮に素直に馴染みやすく、ダートもフォールも安定しているので、基点として迷わず使えるんです。もちろん秋の小イカ期に小さなサイズで手堅く拾う釣り方もあります。でも、最初から小さいサイズに頼るのではなく、まずは3.5号を投げてみる。潮の速さや地形に対して“大きなボディで届くかどうか”を確かめる。それで釣り切れなかったら、そこで初めてサイズダウンする。そういう順序を踏んだ方が、結果的に釣りの精度が上がると僕は感じています。

一方で、大型を狙う春や、潮を読むことがキーになる場面では、3.8号が圧倒的に強いです。僕の春のエギングの8割以上は3.8号を投げています。大きなシルエットは遠くからでもイカを寄せる力がありますし、潮をしっかり噛んでくれるから、ラインに伝わる重みで“イカが抱きそうな潮”をつかみやすい。回遊待ちやナイトゲームでは、この潮噛みの良さがとても心強いんです。よく“大きなエギは扱いづらい”と思われがちですが、エクスカウンターの3.8号は違います。3.5号と変わらないシャクリ感で扱えて、しかもワイドに、きれいにダートしてくれる。フォールに移る姿勢も滑らかで、不自然な動きがない。これは大型の警戒心をかわす上でとても重要で、百戦錬磨のイカが最後に腕を伸ばす瞬間を逃さない。実はビギナーの方にもおすすめで、大きいサイズを難しく考えずに投げてみてほしいんです。

僕が大事にしているのは、派手なパフォーマンスじゃなく“再現性”です。投げて、動かして、止める。その一連の所作が、何度やっても同じ結果を返してくれること。3.5号と3.8号はサイズも役割も違いますが、根底にある設計思想は同じなので、どちらに持ち替えても違和感がありません。だからこそ状況に応じて切り替えながら、その日その場所に合った答えを探せるんです。3.5号はエギングの基準を作ってくれる“始まりのサイズ”。3.8号は潮を読み、大型を狙うための“拡張のサイズ”。二つを並べてみると、それぞれが補い合う関係であることがよく分かります。どちらかが優れているという話ではなくて、どちらも必要だからこそ存在している。僕のエギングは基本的に、この二つの号数を行き来しながら、毎回新しい積み重ねを作っているんです。

出典:シマノ公式HP

カラーラインナップ

カラーラインナップは3.8号と共通の全8色。どれも状況や時間帯に応じて“最初の一本”になり得る設計思想で統一されています。

モンスターザハング

赤テープを“妖艶”に輝かせ、黒背からチャートヘッドへ抜けるコントラストで存在感を高めたカラー。夜に強い赤テープ像を下敷きにしつつ、デイでも使いたくなる見切れにくさを狙った。あえてケイムラやグローを入れないノーマル仕立ては、「過剰な要素を嫌う」場面で選べる逃げ道にもなる。

ブラピンナイツ

金テープ×黒背に、ゼブラ状に光るグローを重ねたナイト寄りの一色。濁りやマズメでの“見つけてもらえる力”を意識した設計で、赤テープのモンスターズハングと対になる夜の主力。金×赤系が強い季節や潮色で、もう一段アピールを変えたい時に差し込みたい。

アユレディ

背中側だけにテープを配した“ハーフミラー”。昔から「これだけが釣れる」状況を何度も体験してきたという、湯川の実戦由来の配色だ。アユや小型ベイトを思わせるナチュラルさのなかに確かな存在感が同居し、春の大型で驚くほどの釣果を叩き出したというエピソードまで持つ。水に入れた時の色の出方が秀逸で、見た目の可愛らしさに反してシブい場面でも堅実に拾っていく。

ハッピーイエロー

青系ベースにイエローライン、こちらもハーフミラー。澄んだ水色に馴染みやすいブルーの“見えやすさ”に、視認性を上げるイエローを加えた。シャローで“自分からもエギを見たい”時に便利で、ボトム付近での追尾も目で追いやすい。名前の由来は「いつも連れてきてくれるから」。

ハロウィンエビ

クリアボディのケイムラ系パープルに、尾部のオレンジでアクセント。迷ったらまず紫、というほどパープルはエギングの定番軸。色を一色で終わらせず、視覚変化の“遊び”を入れることで、透け感のあるボディを使いたいデイ展開にリズムを与える。

イチジクグロー

グローには“濁りで抱かせる”イメージが強い。背中のピンクをしっかり効かせ、ブルーグローとの重ねで視認とアピールを両立。テンポよく撃つ岸釣りや、ストラクチャー狙いで“老成(ローライト)時でも見切られにくい”ニュアンスを意識している。

シバザクラ

青テープ×ピンク背に、ケイムラを合わせたカラー。澄み潮やプレッシャーの高いエリアで、青の“素直な馴染み”にピンクの光り方を少量足す。水中で白っぽくほどける独特の発色が、澄みぎみの場面で投げやすい。

レッドガーベラ

赤テープ×オレンジという王道。横に走るイエローの側線は、細長いシルエットに見せる“錯視効果”まで意識した要素だ。サーフの月夜など、特定条件で“これしか反応しない”ような日がある。デイ・ナイトを問わず、最後は結局この色に戻ってくる――そんな“帰る場所”的な一色。

3.5号が追加されたことでより攻略の幅が広がった「クリンチ エクスカウンター」。気になった方はぜひ!

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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