オオクチバスについて詳しく知りたい!生態を観察するための便利アイテムもピックアップ
2020年04月22日 07:01
抜粋

オオクチバスについて詳しく知りたい!生態を観察するための便利アイテムもピックアップ
釣りの対象魚として日本全国に棲息しているオオクチバス。
でもそのルーツについて、考えたことはありますか?
「誰かがアメリカから移植したんでしょ?」
全国の野池や河川にですか?
そんなことは、物理的に無理です。
1925年のオオクチバス初移植時には、公共交通機関すら全国に行き届いていませんでした。
オオクチバスは思いもよらない方法で、全国の淡水エリアに広まっていったのです。
オオクチバスとは
オオクチバスとは、ノーザンラージマウスバスのこと、いわゆる外来種のブラックバスです。
日本には芦ノ湖に初めて移植された経緯がありますから、ルーツの出発点は間違いなくココなのです。
移植の目的は、食用。
魚肉には良質なタンパク質が含まれていますし、それが海ではなく淡水エリアで捕獲できるとなれば、日本人の食生活を支えるであろうという目論見があったのかもしれませんね。
もうひとつ移植の目的があって、それはゲームフィッシングの普及です。
釣りを楽しむという文化は、日本も古来からありました。
でもそれは食べる目的で釣る!という、ゲーム性から距離を置いたスタイルだったのです。
オオクチバスの初移植を試みた人は、アメリカで根付いているゲームフィッシングという文化、つまり釣り味を楽しむというスタイルも、ぜひ輸入したいと考えたのでしょう。
オオクチバスを取り巻く環境
実際にオオクチバスを釣ってみると、ものすごく暴れて飛び跳ねるので、他の魚にはない興奮を覚えます。
そこに着目した多くの人々が、全国どこででもバス釣りができるようにしたい!と考え着いたとしても不思議ではないでしょう。
そしてそれが本当に実行されたのです。
長年に渡る身勝手な放流の結果、オオクチバスは特定外来生物として法で扱いが規制される対象になってしまいました。
あまりにも在来の生き物を捕食する特徴を持っているため、これ以上被害が広まらないための措置が取られたわけです。
こういう事実があることを、我々アングラーは肝に銘じておかなければなりません。
バス釣りが楽しいからやる!では、さまざまな迷惑行為と直結してしまう恐れがあるのです。
オオクチバスと人の関わりに注目!
オオクチバス当人(人ではありませんが・・)にしてみれば、自分で飛行機や船に乗って日本にやって来たわけではないので、被害を及ぼす気などさらさらないでしょう。
お腹が空いたから食べる、産卵の時期が来たから産む、それだけのことです。
でも、これからもオオクチバスに積極的に関わろうとする人は、そんな身勝手で周りに無配慮な気持ちでは許されません。
まずは自然環境の維持に興味を持ち、外来種がどのような被害を発生させているかを、深く認識しなければならないのです。
知った上でバス釣りをするというのなら、それなりの覚悟と、してはいけないことに対する理解が出来上がっているはずです。
自分が楽しければそれでいい!という感覚を払拭し、釣り場に落ちているゴミを持ち帰るところからバス釣りを再構築してみませんか?
アングラーの意識改革が成されて初めて、オオクチバスを資源として考える余地も生まれてくるでしょう。
オオクチバスの生態がよく分かる動画はこちら
オオクチバスの生態をよく知るための便利アイテムはこちら
それでは、オオクチバスの生態をよく知るための便利アイテムをご紹介しましょう。
水中に棲むオオクチバスを観察するには、それなりの道具が必要です。
時間を手間をかけつつ、丁寧に生態を紐解けば、人のやるべきことが見えてくるでしょう。
まずはオオクチバスのいる釣り場へ、足を向けてください。

Canon 双眼鏡 10×30 IS II BINO10X30IS2
オーソドックスな双眼鏡をひとつ、胸にぶら下げて池や湖に出かけてみましょう。
季節が春なら、浅い水深エリアのあちこちに生命感が溢れているはずです。
そのひとつ、水面に波が発生したら、双眼鏡で見つめてみてください。
小魚やカメ・カエル・エビなどが、浮いている姿を発見できるかもしれません。
それらは全てオオクチバスの捕食対象ですから、長い時間をかけて観察していると、視野の中にバスのほうから現れてくれるかもしれませんよ。

JACKALL(ジャッカル) エッグバケット タフィー #パープル
双眼鏡で見つけた浅瀬に、長靴を履いて近づいてみましょう。
底が硬めの地質なら、水を汲むために少し足を踏み入れてみてください。
その水に顔を寄せてじっくり見てみると、小さな生き物が入っていることがあります。
遠くからおこなう観察と、近くで直接見る観察。
時間をかければかけるほど、オオクチバスが棲んでいる自然環境を理解することができます。

魚すくい 魚捕獲 一網打尽 直径1m タモ網 (収納時35cmでコンパクト)小魚・メダカ・ザリガニ・タニシ・エビ・カニ
こんな網仕掛けがあれば、周辺の生き物を確認するのにとても便利ですよね。
小魚・エビ・ザリガニ・カエル・カニ・貝や昆虫の幼虫など、しっかり観察したいものが見つかれば、先ほどのバケツに移してみてください。
小動物がたくさん集まっている浅いエリアほど、周囲より水温が高かったりしますから、オオクチバスが引き寄せられても何ら不思議ではありません。
季節が春なら、スポーニングのための産卵床を作りにオスバスがやってくることも。
深い層に待機していて、浅いエリアに入ってくるところを確認してみたいですよね。

パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8 標準ズームレンズキット 1600万画素 ブラック DMC-G8M-K
パナソニックから出ている、防塵・防滴機能を装備したミラーレス一眼カメラです。
防水機能は搭載していないので、水没させるのは避けてください。
望遠のズームレンズを使えば、水面の変化を撮影して残すことができます。
水面に対して黒い影が浮いてくるような現れ方をしますから、目的地である浅いエリアに陣取って、向かってくる様子をとらえるようにしましょう。
オスよりもメスが産卵のために進入してくるほうが、時間も似通っていますし、大量に接岸してくるケースが多いですね。
釣ったオオクチバスを持ち帰って食べてみよう!
観察が完了したら、実際にオオクチバスを釣ってみましょう。
ゲームフィッシングの対象といわれるほど、釣り味が面白いかどうかも体験しておくことは必要です。
それから釣ったオオクチバスの再放流が、禁止されている場所もあります。
「じゃあどうすればいいの?」
持ち帰って食べればいいのです。
実際に食卓に並んでいるアジやサバ・マグロ・ブリなども、人の手で獲られて料理となっているのですから、オオクチバスを食べてみるのも当然アリでしょう。
淡水に棲む魚ですから寄生虫の危険性がありますので、刺身などの生食は慎みましょう。

シマノ(SHIMANO) ルアー バス ポッパー バンタム チャグウォーカー 62mm 8g ZH-106P 280 イエローボーン
水面に浮かんでオオクチバスを誘い、食わせることのできる専用のルアーです。
食い付く瞬間を直接見ることができるので、かなりの大迫力ですよ。
自重8グラムですから、ベイトタックルでもスピニングタックルでも操作することが可能です。
前方に水飛沫を飛ばした後は、しばらくそのまま水面で浮かせておいてください。
真下に黒い影が見えたら、もう一度小さ目のアクションをピシッと加えてみましょう。
ランディングネットも用意しておくと、慌てず確実に捕獲することができるでしょう。

TAKAMIYA(タカミヤ) 玉網 H.B concept ラストウィニング ランガンシャフト KP-2039 360
コスパ優秀な伸縮自在のランディングネットです。
3メートルを超える長さまで伸ばせるので、足場の高いところからでも捕獲しやすいですよ。
オオクチバスは結構重いですから、ネットに入ったらそのまま持ち上げるのではなく、伸ばした柄を縮めながら引き寄せるようにしてください。

シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 25L スペーザ ベイシスUC-025M 釣り用 ピュアホワイト
オオクチバスの体長が大きくても60センチ程度なので、幅50センチのクーラーボックスを用意しておけば、帰宅するまでの保管にはじゅうぶんでしょう。
こちらのタイプで保冷時間は、約45時間。
これだけ時間があれば、魚体を腐らせてしまうこともありません。
釣り場でオオクチバスをシメるためのフィッシングナイフは、用意しておく必要があるでしょう。
オオクチバスの生態を理解して我々アングラーがやらなければならないことを実践しよう!
オオクチバスを実際に食べてみると、この魚の実用性が理解できるでしょう。
さばき方を間違えると、ずいぶん生臭くなってしまいますから、丁寧にウロコや外皮・内臓などを取り除いてから調理するようにしてください。
滋賀の琵琶湖や奈良の池原ダム周辺には、オオクチバスの料理を振舞っているレストランが存在します。
そういう需要が高まっていけば、駆除して捨ててしまうような、命のムダ使いはなくなるでしょう。
もし、アングラーが日本でバス釣りを続けたいと願うなら、①自然環境を壊さない②オオクチバスを有効利用する方法を見つける、この2点を徹底して遂行することが必須条件でしょう。
何もしない!でもバス釣りはしたい!などということは、これからは許されません。
オオクチバスの美味しい食べ方を編み出すだけでも、大きな一歩を前に進めたことになるのです。
















